「廃墟の国のアリス」の歌詞の一部を私なりに解釈してみました。最初と最後の歌詞に隠された意味に注目です!

こちらは、まふまふ廃墟の国のアリスという歌です。これから、こちらの歌の歌詞について私なりの解釈を説明したいと思います。

しかし、全ての歌詞の解釈は行いません。というのも内容が難しいということと他の方の解釈の方が非常に参考になるからです。

私が気になった箇所だけをピックアップして解釈しますのであしからず・・・。

廃墟の国のアリスとボク

と、いう訳で廃墟の国とはどうゆう国なのか、またその中にいるアリスボクの心情はどうなってるのか。

それらを表しているのが、こちらの箇所になります。

疑うことなく箱庭で踊るアリス

天空に広がる鳥籠のアリス

数えきれぬ感傷と忘却の夜に

澄みきった瞳でボクを見ないでくれ

まず、ここの国は人間が堕落し、殺人が金稼ぎになるような秩序もない崩壊した世界、まさに惨劇の国です。

そこの監獄にいるのがアリスとボク、純粋な心を持ったアリスと犯罪に手をそめるボクです。

アリスは、自分と同じように「ボクも純粋で良い子」なんだと信じて疑わず、ボクのために踊りを披露し、その澄みきった瞳でボクを見ます。

ボクのことを信じて疑わないアリスの純粋さや気高さにボクは心を痛めます。

数えきれぬ感傷とは犯した罪の深さに悔いり、信じるものを裏切っている良心の呵責から、何度もボク自身、自分を責めたのだと思います。

しかし、結局は忘却するのです。忘れた方が、傷つかずに済むからです。そして忘れることに慣れて人はだんだん無情になっていくのです。

これは私たちの世界にも相通ずること?

これは私たちの世界にも相通ずることではないかと思えるような歌詞がこちらです。

明日が来れば明日を求めてしまうように

満たされない心情と表裏一体の幸福感

どこへ行けば此処以外の所に行けるの?

どこへ行けば単純な愛に触れるの?

愛されるの?

 

こちらを分かりやすい表現に置き換えるとこんな感じです。

死にたくないと思うように

リア充とか言ってるけど内心は不安ばっかり

どこへ行けば、幸せになれるの?

どこへ行けば本当の愛に巡り会えるの?

愛されるの?

翼

こんな感じです。

廃墟の国のことを歌っているようで実は私たちの世界のことを歌っているのかもしれませんね。

最初と最後の歌詞の隠された意味

私は、なぜまふまふさんは不思議の国のアリスのパロディーのようなタイトルにしたんだろうと思いました。

    

そして、本物のアリスがいる不思議な国と偽物のアリスのいる廃墟の国とはではまったく世界が違うということが一番最初の歌詞で表現されています。      

曇天を揺らす警鐘と拡声器

  
翼

とんでもなく似ても似つかない国だね!

      

土手の上でおねえさんと本を読んでいたアリスは、たいくつしてねむくなっていました。

     

こちらは不思議の国のアリス最初の一行目です。

  

かなり平和的のどかな始まりとなっています。

  

そして廃墟の国のアリスの最後の歌詞に注目してみましょう。

       

ここに来ちゃいけない

  

私はこれを見てピンと来ました。

私はこれを見たとき初めて不思議の国のアリスと廃墟の国のアリスが一つに繋がったなと思ったのです。

そう、どちらも行ったらダメな国なのです。

       
翼

不思議の国のアリスは「そんなひどい国じゃないよ!」と思いますか?

   

しかし、小さい頃の私が初めて不思議の国のアリスを観た時、こんな映画なんて二度と観たくないと思いました。

なぜなら、子供ながらに不思議の国つまりアリスの夢の中は当時の私にとっては惨劇の国だと思ったからです。

翼

惨劇は言い過ぎかもしれませんが、あんなひどい所には絶対行きたくないと子供ながらに思いました。だから私の中でディズニー作品のワースト1が不思議の国のアリスでした

だから私はこの最後の歌詞を見たときに二つのまったく違う国が最後の最後でまったく一緒の解釈になったと思ったのです。

最後に・・・

如何でしたでしょうか。あくまでも私なりの解釈なので信じないでください。

廃墟の国のアリスの歌はサビで急にガラッと声がハイトーンになるのが良いですよね。特に2番のサビの後のリズムが変わるところも好きです。

最後までお読み頂きありがとうございました。

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