タイタニックの映画が好きすぎて!誰も触れないであろうと思うことを語ってみた
実はわたし、タイタニックの映画が好きすぎて高校時代にタイタニックのDVDを買い何度も観てきました。
タイタニックの映画が好きすぎていろいろタイタニックについて語りたいことが山ほどあるのですが今回は厳選して書きます。
おそらくそこは誰も触れないだろうということを書こうと思います。
というのもインターネットで調べたらタイタニックについてのたくさんの情報が得られるので、あえて彼らと同じようなことは書かないようにします。
本当は被ってでも語りたいけど・・・
というわけで、こちらの記事を読んで「なるほど」とただうなずいてくれたら嬉しく思います。
美化した浮気でしょ
こちらはお互いに「愛」だと認識して戸惑いながらキスをするシーンです。
有名なシーンですがここがファーストキスのシーンだったんですね!
特にローズはここまでくるのに何度か葛藤があったことでしょう。
彼女は、上流階級の人間でジャックとは身分が違い過ぎます。
また、母親の期待も背負ってますし、フィアンセもいます。
ふつうの既婚者女性よりもかなり「縛られた」状態ですが、周りから見たらそのままキャルのフィアンセとして貴族社会で暮らしていくのが妥当だと思われることでしょう。
人や環境に流されたとはいえ、彼女が選択して進んできた道なのです。
ジャックとの出会い
そして、ローズとジャックはタイタニック号で出会います。
初めての出会いは、お互い目を合わせるだけで会話をしません。
そうジャックはただローズの美しさに目を奪われ、一目惚れしただけなのです。
そしてあるトラブルが起きて、ジャックはローズの心情を悟ります。
だけど、分かったような口を聞いた彼にローズは呆れてしまいます。
結局は、また彼に興味を持ち、感心するようですが・・・。
そう、ここまではセーフだったのです
ローズは彼の住む世界を知り、自由というものを知り、鳥籠の中にいる鳥のように籠から抜け出し空へ羽ばたきたいという願望が強くなります。
それと同時に「ジャックと一緒に自由に生きたい」という思いも強くなります。
とはいえ、自分には自分を慕ってくれるフィアンセや母親がいる。
人を傷つけたくないという優しい心を持つ彼女は、なかなか一歩前に踏み出せません。
そして、ジャックはそれを分かっています。
彼女の優しさも心の奥にしまった情熱も・・・。
彼女は、一度は彼を捨て、自分のいた場所に戻りますが、ある場面を見て「このままだと一生変われない」「ずっと退屈な日々が続くだけ」と気づき、ジャックを選ぶのです。
彼女の葛藤は続く
実は、ジャックと結ばれてローズの心はハッピーになったと思ってる方もいるかもしれませんが実は彼女の葛藤はまだ続いているのです。
そう思わせるシーンの一つがこちらのデッサンされている時の写真です。
まるで「わたしはこの道を選んで良かったのだろうか」と少し不安げになってる様子です。
というのも、ジャックは素性の分からない男。
後先考えずに行動してしまったのではないかと自分の選択に自信を持てていなかったのです。
この時の彼女はあくまでも理論ではなく感情でジャックを選んだに過ぎませんでした。
だからこの後に起こるジャックのコート盗み事件という仕込まれた陰謀にも最初彼女は自信を持ってジャックだけを信じることができなかったのです。
だけど、ここからはまさに洞察力が彼女を突き動かしましたね。
素性の分からないジャックよりも今目の前にいるこのフィアンセがいかに下衆かということを知るシーンがあります。
そう自分が選んだ道は間違ってなかったのです。
そしてローズは心からジャックを選ぶのです。
とはいえ
とはいえ、みなさんはこの流れを知ってるからジャックとローズに共感し、応援したくなったと思うのですがこの1件で何が起きたと思いますか。
世間でいう浮気です。
みなさんがキライな「浮気」です。
けど、ローズとジャックの関係を誰も否定しませんよね。なぜだと思いますか?
それだけローズの境遇があまりにも不運だったからです。
彼女が貴族でなければ、おそらくここまで苦しまず、浮気という道を選ばず、好きな人と幸せに暮らせたでしょう。
でも、逆を言えば、貴族だったからこそタイタニックにも乗船して、ジャックという最愛の人にも出会えたのです。
そうなると浮気という言葉よりも本当の愛というものにフォーカスされるのではないでしょうか。
なのでローズは類稀に見る金や地位をぜんぶ捨てて愛に生きることを決意した女性なのです。
エンディングに込められた意味
みなさんは、このシーンを覚えてますでしょうか。
ローズの命の恩人としてジャックを夕食に誘い、夕食が終わったあと時計台のところで待つ彼のもとへローズが向かうシーンです。
わたしはこのシーンを見て思わず「あっ!」と声を上げたことがあります。
なぜなら「どこかで見たことあるシーン」だと思ったからです。
それでは、「どこかで見たことあるシーン」とは一体どこなのでしょうか。
それはエンディングです。
エンディングとほとんど一緒のシーンになっていたのです。
まさか、これも伏線になってたとは気づきませんでしたよ
ジャックは死ぬ前に「君が死ぬのはここじゃない。温かいベッドの中で眠りながら死ぬんだ」って言ってましたね。
まさしくその通りになったのですが。
そしてローズが死ぬ前に見た夢(エンディング)がこのシーンなのです。
わたしはこのシーンを見て、ある考えが思い浮かびました。
ローズの本当の願い
ローズは本当は「浮気」という背徳感ではなく、堂々とジャックとの関係を明らかにし、周りから祝福を得たかったのではないかと思いました。
なぜなら、ローズが正義感のある女性だからです。
彼女の格好を見れば分かりますが、彼女は「上流階級のままのローズ」として「ありのままのジャック」と結ばれたかったのではないかと思います。
そして自分のことを慕ってくれる人、自分のことを思ってくれてる人たちに認められて。
このエンディングには彼女のそんな思い、願望が含まれており、本当は罪としてではなく正しき道への選択だったと認められたかったのだと思います。
そして願わくば、タイタニックが沈まず、愛するジャックと一緒にニューヨークで幸せに暮らせてたら・・・と思ったことでしょう。
ローズの性格診断は「提唱者」
このおっさん誰だ?と思ったかもしれませんが・・・
こちらは性格診断テストの性格タイプで提唱者を表しています。
提唱者型の人達というのは非常に希少で、その数は全人口のわずか1%未満だそうです。
提唱者型の人達は、生まれながら理想主義者ではありますが、なんとしても成功させるために綿密な計画性を持って行動をします。
夢で終わってしまうような理想を抱いて終わりではなく、具体的に物事を考えながら行動して目標を達成し、効力を長続きさせる力の持ち主なのです。
また、決断力や強い意志を持っていますが、その力を個人的な利益のために使うことは滅多にありません。
創造力や想像力、信念、思いやりをもって行動しますが、これは利益のためでなく人のため人を助けるために行動するのです。
そのため、正義感が強く、理不尽なことや不公平なことがあると反発したくなります。
そしてすごく頑張り屋です。
熱意が度を超えて健康を害することもあります。
そしてローズもこの提唱者の性格に当てはまるのです。
ってか、ローズのラストネームってBukaterだったんですね・・・
実は、彼女が「提唱者型」の性格と気づいた理由ですがわたしもその「提唱者型」の性格タイプだったからです。
タイタニックを観て、なぜか後半部分じゃなくて前半部分で泣いてしまうのはまさしくローズの気持ちが痛いほど分かるからなのだと気づきました。
わたしも彼女と同じく束縛がキライで、心の内に情熱を秘めた提唱者なのです。
性格診断をしたいと思った方は下記のリンクからできます。
最後に・・・
如何でしたでしょうか。
わたしが思うにジャック・ドーソンはローズ以上にすごい人だと感じます。
なぜなら、ローズと階級は違うし、フィアンセがいながらそれに臆することなく彼女に近づき口説いたのですから。
ふつうの男性だったら怖気づきそうですが、彼もまた芯のある男であるため、自分のやりたいことをやる、遠慮しない生き方をしています。
その自由奔放な彼の姿に少なからずローズは憧れを抱いたことでしょう。
タイタニックの映画は本当に奥深いです。
ある意味、階級が高くて良い人も悪い人もいるし、階級が低くて変な人や誠実な人もいます。
そういった人を見抜く目を養える作品にもなっているのではないでしょうか。
これからもタイタニックの映画を観て、新たな発見を見つけ、感動の幅を増やしていきたいなと思いました。
最後までお読み頂きありがとうございました。
くわしい提唱者の内容は下記リンクから確認できます。
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