韓国時代劇ドラマからわたしの好きな切ない名曲ベスト5をご紹介!
こちらの記事では、韓国時代劇ドラマからわたしの好きな切ない名曲をストーリーと共にご紹介したいと思います。
韓国ドラマが好きで、いろいろと紹介したいのは山々なのですが今回は名曲をメインに紹介したいので5つにしぼりました。
おすすめの韓国ドラマが知りたい方、切ない名曲を聴きたい方、またはそんなに時代劇に興味がない方にでも気に入ってもらえるように熱を入れて紹介しています。
なので、若干ネタバレになってしまいますが、あしからず・・・。
韓国時代劇ドラマ名曲ベスト5
第5位 ファンジニ
「クデボセヨ(貴方を想い)」という名曲です。
第5位にしてるのは、わたしがこのドラマを最後まで観ていないからです。
このドラマは、本当に悲しいシーンが多くて何度も心がえぐられました。
本当に嗚咽まじりに号泣しまくったドラマでもあります。
ストーリーは、新人の妓生(キーセン)ファンジニと両班(ヤンバン)のお坊ちゃんウノとの甘く切ない純愛から始まります。
まず、ウノがファンジニに一目惚れをするのです。
ただ、彼は両班のお坊ちゃん。もちろん、周りは二人の恋愛に大反対です。
けど、ウノは真っ直ぐで芯のある男性であるため、ひたむきにファンジニに想いを寄せます。
それもあってか、最初は戸惑っていたファンジニですが、いつしか彼に想いを寄せるようになります。
花畑の(だったかな?)の場所で、以前、ファンジニがウノの前で舞を踊ったときがありました。
そのときのファンジニがあまりにも美しく、ウノはファンジニに「僕以外の人の前では舞を踊らないでほしい」と言います。
そのセリフにキョトンとするファンジニ。
そして、二人の愛が強まるほど、周りの反対も強くなっていくためとうとうウノは「二人で遠くに逃げよう」とファンジニに言います。
それが悲劇の始まりだったのでしょうか・・・。
突然、ウノが病気になってしまい、ファンジニを置いて逝ってしまうのです。
本当にこのシーンがヤバイ!泣く!号泣!ヤバイ!
ファンジニは愛する人を亡くしたショックで、まるで別人のようになってしまいます。
彼女は、妓生のトップにまで上りつめ、男をその気にさせますが誰に頼まれても決して人前で舞を踊ることはないのです。
最初の頃の純愛にときめく少女のようなファンジニはここにはいなく、口角をふっと上げ、人を弄ぶように蔑んだ目で相手をただ翻弄するのです。
心の奥底に隠したウノへの愛はそれほど深いのです。
第4位 太陽を抱く月
Lynさんが歌う「時を遡って」という名曲です。
このドラマは大好きなのでDVDを買ってしまいました。
胸キュンありありの純愛ドラマなので、ベタな恋愛ドラマが好きな女性だったらぜったいハマること間違いないです。
幼いヨヌ(主人公)とフォン世子(セジャ)がひょんなことから宮廷内で出会ったことがきっかけでお互いのことを意識し始めます。
少しずつお互いに心を通わせ、恋に発展してきたと同時に嬉しいことにヨヌがフォンの世子嬪(セジャビン)となり、ヨヌが宮廷入りを果たします。
世子(セジャ):王様の息子です。
世子嬪(セジャビン):世子のお嫁さん
この後、幸せな日々が始まると予感していたのに一変、ヨヌに魔の手が襲いかかってきたのです。
ある巫女がいました。
その巫女は、親友から「あの子(ヨヌ)を助けて」と頼まれましたが、それとは逆に自分が仕えている大妃(テビ)にはヨナを呪い殺せと命じられました。
悩んだ末にその巫女は一旦、ヨヌを仮死状態にさせ、周りには死んだと思わせ、彼女を匿い、巫女として育てることにします。
幼いヨヌが死に、家族だけでなく、フォンも悲しみとショックで自分自身を責めるようになり、何かが狂い始めます。
そして、月日が経ち、彼は誰も愛すことなく、冷めた心を持ったまま立派な王様となったのです。
なぜなら、彼の心の中にはまだ愛するヨヌがいて、今でも彼女のことを忘れることができないからです。
そして、ヨヌは記憶を喪失したまま巫女になります。
ひょんなことからヨヌは宮廷で王様に仕えることとなり、フォンを心からお慕いし尽くします。
だけど、突然現れたヨヌにフォンは戸惑い、どうしていいか分からなくなります。
そんなすれ違いから始まったふたりの行方がいろいろと進展を見せるのでハラハラドキドキです。
あと、このドラマの素晴らしさはそれだけではないです。
周りのキャラクターも悲しみや苦しみを抱いて生きているので共感せずにはいられないのです。
そして一番の見せ場はヨヌが記憶を取り戻す場面です。
あれは、何度観ても鳥肌が立ちます!
第3位 馬医
「ただひとつだけのこと」というタイトルの名曲です。
このドラマは今まで観た中でも2番目に好きなドラマです。
エンディングも最高なので、エンディングだけ何度も見て「本当に素晴らしいな」と思ったこともあります。
主人公の男、ペククァンヒョンと両班1の名家のお嬢さんカンジニョンの運命的な出会いと境遇がまたなんともすごいのです。
実は、この二人は幼いときに会って友達になったのですが、いろいろあって離れ離れになってしまったのです。
そしてあるとき、クァンヒョンは、自分とチニョン二人の身分が実は逆だったということを二人の過去を知る医女長から聞かされるのです。
もちろん、医女長は身分を元に戻すことを望みます。
だけど、クァンヒョンはそれを真っ向から否定するのです。
「もし、身分を元に戻したら俺は全てを得られるけどチニョンは全てを失う。俺はそれを望みません」と強く言うのです。
なんという、素晴らしい男なのでしょうか!まさしくこれぞ、男の中の男!
そして、逆にチニョンは弟からは「幸せになれないからクァンヒョンのことはやめた方がいい」と言われるのです。
チニョンは、チニョンで自分が名家の両班の娘であっても、身分関係なく平民のクァンヒョンを愛しているのです。
だから彼女は「それでもかまわない」と言って自分の気持ちを曲げないのです。
地位や権力で判断することなく、愛する人を心から愛するこのチニョンの芯の強さが女性としても尊敬します!
そして、あの名シーンです。
クァンヒョンがチニョンに向かって「もし、俺がこのまま手を取ってみんなの知らない場所に行こうって言ったらいっしょに来てくるか?」と聞くのです。
するとチニョンは涙目で笑顔になりながら「うん」とうなづくのです。
あーヤバイ、泣く!
このドラマの素晴らしいのはここだけではないのです。
この卑しい動物を世話する馬医のクァンヒョンが「医師」を目指して奮闘するのです。
いろんな困難にぶち当たってもブレることなく「馬医」として「医師」を目指すという挑戦に向かってひたむきに頑張る姿に励まされるどころか
惚れてまうやろ!
そして、後半部分ですがクァンヒョンとチニョンが3年間離れ離れになるのもウズウズものですね。
その間、チニョンはずっと血の繋がらない弟に口説かれるのですが、クァンヒョンとまた会えることを信じているので見向きをしないのです。
そして、ずっとクァンヒョンもチニョンを想い続けているのです。
こんな純愛ってあります?
時代劇ドラマの素晴らしいところは、ただただ相手のことをずっと信じて一途に想い続けるところなんですよ。
きっと、このドラマを観たらそんな二人の身分差の恋やクァンヒョンの夢を応援したくなること間違いないです。
第2位 100日の郎君様
韓国語で「チウォジョ」という曲名ですがおそらく「消してくれ」という意味です。
こちらの歌は、サビのファルセットがすごく綺麗なので韓国時代劇ドラマの中でも特に気に入っている曲です。
このドラマについてですが、最初は本当に退屈で正直途中で観るのをやめようかと思ったくらいです。
でも、後半部分でボロ泣きしたんで、やっぱ最後まで観て良かったと思ってます。
韓国ドラマあるあるですが、最初つまらないんですけど徐々にじわじわ面白くなってきます
イ・ユルは元々は世子なのですが、何者かに命を狙われ、逃げていくうちに記憶喪失となりひょんなことからある村にお世話になります。
そして、ユン・イソは元々は両班の娘だったのですが勢力争いに父親が巻き込まれて死別し、お兄ちゃんともそこで別れて、ある村に住むことになります。
二人は元々幼いときに会っていて、イ・ユルはユン・イソに桜の木の下で求婚しますが、あの勢力争いのせいでユン・イソと離れ離れになってしまいます。
そして、イ・ユルは、ウォンドゥクという出来損ないの平民。そしてユン・イソはホンシムという名前でヨン氏の養女になり、そんな二人がホンシムの住む村で再会し、ひょんなことから夫婦となるのです。
最初は、仲は悪く、ウォンドゥクは浪費家なので妻のホンシムは苦労します。
夫に仕事をさせようと頑張ってもぜんぜんダメで若干呆れます。
その頃、宮廷では世子がいなくなって大騒ぎです。死んだとか、死んでないとか、いろいろとです。
と、まぁ、徐々に謎が明らかになってくるのは楽しかったです。
でも、1番の見所はウォンドゥクが実は世子だと分かり、宮廷に連れ戻されてしまうところです。
もう、その頃にはウォンドゥクとホンシムはお互いを愛し合ってしまったのです。
相手が世子だと分かっていたら、ホンシムは彼を愛さなかったのでしょうか。
自分が世子だと分かっていたら、ホンシムを愛さなかったのでしょうか。
なんと辛い恋なのでしょう。運命って時として残酷ですよね。
好きになってはいけない人を好きになった場合・・・あなたならどうしますか?
第1位 推奴(チュノ)
「月に落ちる」というタイトルの名曲です。
このドラマは、本当に本当に本当に本当に切なくていっぱい泣いたドラマです。
主人公は悪名高い推奴(チュノ)として奴婢(ぬひ)から恐れられています。
推奴(チュノ):逃げた奴婢を捕まえる職業の人です。
奴婢(ぬひ):主人に遣える奴隷のことです。
ある日、逃げようとしていた奴婢を数人まとめて捕まえます。
その中の一人の女性が主人公に頼みます。
「どうか、娘だけはお助けください。まだ13歳と若いのに老人の慰めものになってしまうのです」
けど、主人公はこう聞き返します。「推奴のイ・テギルって知っているか?」
女は答えます。「はい、鬼のような形相で卑劣な男だと伺っています。けど、旦那様はそのようなお方とは違います・・・」
「俺が、そのイ・テギルだ」主人公がそう答えるとその女は絶望して泣き崩れてしまうのです。
そして、テギルは捕まえた奴婢を役人に引き渡し、家に戻ってゆっくりします。
その頃、戻った奴婢たちにはお仕置きが待っていました。
先ほどの女は庭で宙吊りとなり、娘は綺麗なチマチョゴリを着せられ、老主人の元に送られます。
娘は必死でその老人に頼みます。「どうか、お母さんに水を飲ませてください」
老人は「あー分かった、分かった」と流しながら、娘のチマチョゴリを脱がそうとヒモに手をかけます。
そのとき、急に窓から男が進入し、老人の首に一撃を与えて、老人を気絶させます。
素早くその部屋から金目のものを奪い、袋の中に詰めます。
そして、娘の元に近づくと手を差し伸べるのです。
そのあと、二人は宙吊りになった母親を助け、人気のないところに行きます。
娘は母親に水を飲ませます。意識が戻った母親がお礼を言おうと男の方を向いたら、男が顔を隠してた布を取ります。
そしたら、その男の正体が、イ・テギルだったのです。
イ・テギルは盗んだお金を二人に渡し、二度と捕まらないよう裏道を教えてあげるのです。
テギルが去ります。後ろから娘が大声でお礼を言ってるのが聞こえます。
そのときに映像がオーバーラップして彼の過去にフラッシュバックします。
かつての彼は両班の息子で、その当時自分の家に仕えていた美人の奴婢オンニョイのことを思い出すのです。
遊びではなく、心から奴婢のオンニョイを愛したテギルでしたがある出来事が起きて、オンニョイは姿をくらまします。
逃げた奴婢(オンニョイ)を探すために彼は推奴(チュノ)になったのです。
長くなってすいません。大好きなシーンなので・・・
とにかく、テギルがオンニョイとなかなか会えないので見てて辛いです。
そして、会えてからも辛いです。
若くて可愛い女性に言い寄られても見向きもせず、最後の最後までオンニョイだけを愛し続けたのです。
そんな彼の一途な想いに終始涙が止まりませんでした。
このテギル役チャンヒョクさんという俳優さんなのですが、「僕の彼女を紹介します」という映画であのへっぽこ彼氏役だったのには驚きました。
へっぽこ役とワイルド役のどちらも完璧に演じられるのですごいなと思いました。
あと、テギルとその仲間たちがイケメンで、身体も鍛えられているし、アクションシーンはものすごく格好良いので、それもこのドラマの魅力の一つだと思います。
とにかく、いろいろなキャラクターの行動が最後にはつながってくるのでそれも面白いなと思いました。
最後に・・・
如何でしたでしょうか。
韓国ドラマはストーリーだけでなく、挿入歌も素晴らしいので、曲だけを聴いて泣いてしまうこともしばしまです。
こちらの記事を読んで、少しでも共感してくれたら嬉しく思います。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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コロナのせいでずっと引きこもるのもあれなので韓国ドラマ観て思いっきり泣いちゃいましょう!
妓生(キーセン):男性の慰めものとして使える卑しい身分の遊女です。日本でいう花魁に近いです。
両班(ヤンバン):貴族のことです。