後悔しない人生を送るために・・・。論語から孔子の金言をご紹介します

後悔しない人生を送るために・・・。論語から孔子の金言をご紹介します

こちらの記事では、論語から「後悔をしない人生を送る」ための孔子の金言を紹介しています。

ところで、みなさんは論語を読んだことがありますか?

論語には、「偉大なリーダーになる条件」「仕事と上手に付き合う方法」「組織の中でどう生きるか」「豊かな人間関係の築き方」など人生に役立つ教えがたくさん載っています。

今回は、「後悔をしない人生を送るため」をテーマにしていますが、もし人生で迷いがあったときは、ぜひ論語を手に取ってみてください。

きっと、生きる知恵が得られるかと思いますよ。

才能を腐らせてはいけない

才能を腐らせてはいけない

子貢が孔子に訊いた。

「もし、ここに美しい宝玉があるとして、箱に入れて隠すべきですか?

それとも目利きの商人に高い値で売るべきですか?」

孔子は答えた。

「売るべきだ。売るのがいい。わたしは目利きの商人を待つ者だよ」

ここで言う「玉」とは、人の才能を表しています。

なので、この話は「才能のある人は、それを隠さず、社会で発揮するべきだ」と意味しています。

わたしは、これを読んでるときに、ある人物のことが頭に思い浮かびました。

それは、ONE OK ROCKのタカです。

かつての彼は、NEWSとしてジャニーズ事務所に所属しておりました。

そのときのNEWSの曲を聴いてて思ったことですが、そのグループの中でいちばん歌が上手いにも関わらず、タカは1行くらいしか歌わせてもらってなかったのです。

ここが、ジャニーズの嫌な部分ではあるのですが・・・。

人気のあるジャニーズは目立つし、いっぱい歌わせてもらえるのに、そうじゃない人は不遇な扱いを受けるのです。

それは、悲しいことでもありますし、いらつくことでもあります。

翼

不公平なのってどうも好きじゃなくて・・・

気づいたときには、NEWSからタカヒロが居なくなってたのでびっくりしました。

というか、さみしい気もしましたが仕方ないのかなぁと思いました。

けど、数年後、彼がONE OK ROCKとして表舞台に戻ってきて、みんなの注目を浴びたのでとても嬉しかったです。

やっぱ、彼は歌が上手いので、その才能を活かして戻ってきてくれたのが本当に嬉しかったです!

もし、彼がずっとNEWSにいたらその才能を活かすことなく埋もれていたことでしょう。

迷いはあったにせよ、彼が別の選択をしてくれたことに感謝です。

なので、もし自分に秘めた才能があると気づいたのなら、ぜひそれを有効活用できるよう努力してほしいです。

無価値な挑戦などない

無価値な挑戦などない

子路が城門の外に泊まることになった。門番が訊いた。

「どこから来たんだい?」

子路が答えた。

「孔子の家から来ました」

すると、門番はこう言った。

「孔子といえば、ダメだと知りながら諦めない、あの人のことだよね」

これは、当時みんなが孔子をどう思っていたかが分かる対話になっています。

無学な門番ですら孔子について知っているほど有名だったものの、その教えは理想的だが、無駄なことというイメージがあったそうです。

けど、たとえ不可能な理想だったとしても、達成するために努力するのは無意味ではないということを感じました。

わたしもそのような挑戦を何度かしてます。

  • 運動音痴の女が一輪車に乗れるようになる
  • 受験勉強もしたことない女が通関士の資格を取る
  • 八重歯女が歯列矯正で歯並びが良くなる
  • 運動音痴の女がライザップでトレーニングして痩せる
  • まったくプログラミング知識のなかった女がウェブサイトを一人で運営する
  • 32歳まで一度も海外に行ったことなかった女がドイツひとり旅をする

皆さんからしたら「え、これが挑戦?」と思うかもしれません。

けど、その当時のわたしからしたらどれも「こんなこと自分にはできるわけがない」「あり得ない」と思っていました。

翼

けど、どれも達成しています

なので、壁が高ければ高いほど本気になって頑張れるのかなと思います。

やっぱ、一度っきりの人生なのでやる前から諦めずに、やってそれでもダメだと分かったら諦めようと思いました。

今もわたしは達成できるかも分からない挑戦をしています。

けど、後悔はしたくないのでできるところまで、いけるところまで突き進んでいきたいと思います。

挑戦することで知らなったことを知ることができます。

つまり知識や経験が増えていくのです。

たとえ失敗したとしても、そこから学べる人生を送りたいものですね。

後悔をしない人生を送るために

後悔をしない人生を送るために

孔子はこう言った。

「わたしは15歳にして学問の道を志し、30歳にその基礎を立て、40歳で迷いが消え、

50歳にしてわたしの天命を知り、60歳で人の言葉を素直に聞けるようになった。

そして70歳にして、心が赴くままに行動しても道に背くことがなくなった」

翼

論語の中でも有名な言葉ですよね

だいぶ昔ですが、徹子の部屋で、ジャガー・木下夫妻の息子大維志君が、この論語の原文をそらんじていて、びっくりしたことがあります。

けど、孔子のこの言葉こそが理想の生き方なのかなとも思いました。

人が死ぬとき最も後悔することは「自分が本当に望んだ人生ではなく、他人の期待を満足させるための人生を生きたこと」だそうです。

人のために生きるって一見すばらしいようですが、自分のために生きなかったことを後悔してる点がなんとも意外に思えました。

けど、そのことを知ってからより一層「自分のために生きたい」と思うようになりました。

キャリアウーマン時代、誰かにこのようなことを言われたことがあります。

「会社のためじゃなくて、自分のために働くんだよ」

でも、あの頃のわたしはもう自分のためじゃなく会社のために働かされてるような気でいました。

翼

だから会社を辞めました

いつか死ぬ、そう考えたときに「どうやって生きたら自分は幸せか」を今一度思い返してみてはいかがでしょうか。

最後に・・・

如何でしたでしょうか。

わたしは落ち込んだとき、とりあえず本を読みます。

特に偉大な人が残した文書とかを読むと、「あぁ、なるほどなぁ」と心が落ち着きます。

励みにもなります。

なので、誰かに相談できずに人生に迷ったときは、一度本を手にとって読んでみてはいかがでしょうか。

この記事が参考になったなら嬉しく思います。

最後までお読みいただきありがとうございました。

参考書籍

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