客として不快な思いをしたときに、クレームを言った方が良いかどうかについて
客として不快な思いをしたときに、クレームを言った方が良いかどうかについてみなさんはどう思いますか。
わたしの意見ですが、もちろん不快な思いをしたなら、クレームを言った方が良いに決まってます。
この記事では、クレームを言った方が良い理由、クレームエピソード、クレーム方法についてご紹介します。
今更と思うかもしれませんが、少しでも気になりましたら最後まで読んでくれると嬉しいです。
クレームを言った方が良い理由
クレームを言った方が良い理由は大きく分けて二つあります。
- 満足のいくサービスを受ける権利があるため
- 相手側(お店側)のためになるため
まず、お客は満足のいくサービスを受けるためにお金を支払ってます。
おいしい料理を食べるため、欲しいものを手に入れるため、心地良くなるため等々です。
それにも関わらず、お金を払って嫌な思いをしたらそれっておかしいってふつう思いませんか?
疑問に思ったり、不快に思ったら、まず伝えることです。
そうしないと店側も気づかないため、改善することもできないのです。
よく、日本人は争いを避けたがるというか、荒波を立てたくないというか、とりあえず無難に済まそうとする傾向があります。
それを美徳と考える人もいるかもしれませんが、自分がお金を払って我慢しなきゃいけないなんて、苦行もいいところです。
クレームを言うことで、win-winな関係が築けるとわたしは思っています。
むしろ、それで相手が嫌な態度を取るのであれば、それはクソ野郎なので二度と関わるのはやめましょう。
例えば、クレームは言わないけど、もう二度と行かないという手もあると思います。
興味のない相手や店ならそれでも良いと思います。
しかし、それが、お気に入りのお店、今後も継続して利用したいと思ってるお店だったらどうでしょうか。
例えば、新しい彼氏ができたとします。
ハンサムで優しくて、大好きな彼氏なのですが、一つだけ耐えられないことがあったとします。
それは体臭です。
女性は、ニオイに敏感なので、体臭がキツイとなると、ほぼ耐えられないかと思います。
そういうとき、彼氏にちゃんと「体臭がする」って言いますか?言えますか?
言えずに、我慢し続けたらストレス溜まりますよ。
そういうときは、ちゃんと言いましょう。
ダイレクトに「あんた、臭い」と言う必要はありません。
それとなく「ごめん、ちょっと言いづらかったんだけど・・・実はニオイが気になってて・・・」と言えば良いのです。
良い彼氏だったら「悪い!今度、気をつけるよ」と言ってデオドラントを付けるかもしれないし、体型を変えようと思うかもしれません。
なぜなら、太ってる人ほど体臭が出やすいからです
でも、ダメな最低彼氏だったら「うるせー!こんぐらい気にするな!これが俺のフェロモンだ!」とか言うかもしれません。
そういう人は、自分を改善しようとする気がないので一緒にいるだけで害になります。
さっさと別れましょう
クレームエピソード
店員にキレた話
あれは、わたしが専門学生のときで、専門学校の近くにあるバーガー屋さんでランチを食べようと思ったときです。
ジンジャエールを注文したのですが、ジンジャエールがあまりにも不味かったので、レジまで行って店員さん(多分バイトの子)にそのことを言いました。
そしたら、「それは、うちの店で出してる味です」と言ってきたのです。
はぁ!?
その店員の対応にブチ切れたわたしは、「だったら、このジンジャエール飲んでみなさいよ!本当にこんな不味いもん出してるんですか!?」と言ってわたしが飲んでたジンジャエールをその子に渡しました。
そして、店員がそのジンジャエールを飲んで、なんか違和感を感じたのか、「確認します」と言って奥に入っていきました。
わたしは、そのまま席に戻り、ハンバーガーを食べ始めました。
すると、今度は店長のような年配の男性が来て、すごく丁寧に「申し訳ございませんでした」とお辞儀をして謝ってきました。
その人の話によると、どうやら機械が故障して炭酸が出なかったらしく、変な味になってしまったということです。
今日は、ジンジャエールがお出しできないと言われたので、コーラを頼みました。
もちろん、ジンジャエールとコーラの代金はレシートから引かれてました。
あの頃のわたしは若かったため、ついカッとなってしまいましたが、でも、不味いジンジャエールを飲み続けずに済んだので言って良かったなと思っています。
逆にわたしが店員だったとき
わたしは、専門学生時代にマックでバイトをしていたことがあります。
小学生くらいの男女二人組が爽健美茶を頼んだのですが、わたしは間違えて二人にアイスティーを渡してしまったことがあります。
彼らが席に着くと同時に自分がボケてたことに気づいたのですが、どうしようと思い、とりあえず爽健美茶を二つ用意しました。
そして、それを持っていこうとしたら彼らがレジまで来て言ってくれたので、そこで二人に謝って爽健美茶を渡しました。
あのとき、わたしが自分のボケに気づいておらず、彼らも言いに来てくれなかったら、彼らを不快にさせたまま時が流れていたことでしょう。
あのとき、勇気を持って二人が言いに来てくれたので、その場で謝罪ができて本当に良かったなと思いました。
なので、店側にとってもクレームはあった方が良いなと思いました。
というか、飲み物でボケるなよ
クレーム方法
「クレーム方法」と言うと、まるで、クレーマーを推奨しているみたいでイメージが悪いですが違います。
わたしなりに考えて、どういうクレーム方法が良いかについてポイントを押さえてご紹介したいと思います。
問い合わせメールでクレームを入れる
不快に思ったなら、直接その場で言うのもありですが、わたしのような口下手な人間にはあまりおすすめしないです。
感情的になってしまい、言わなくてもいいことまで言ってしまう可能性もありますし、そもそも誰にクレームすれば良いのかが分からないときがあります。
なので、お店側のホームページの問い合わせフォームでクレームを言った方が一番良いです。
電話や直接言うのと違い、文章にして書くので、何度もやり直しがきくし、冷静にもなれるので、自分が本当に伝えたいことをダイレクトに伝えることができます。
ただし、自分の本名や住所、電話番号も教える必要があります。
そういったことに抵抗がある人は、おすすめしませんが、基本間違ったことを言うわけではないので堂々とクレームをすれば良いとわたしは思ってます。
丁寧な文章を心がける
客なのだから、丁寧になる必要もないかと思いますが、店側もクレームによるをダメージを多く受けていると思うので、こちら側もなるべく相手を不快にさせないように配慮しています。
クレーマーは、丁寧であればあるほど、印象が良くなるため、店側にとってももっと申し訳ないという気持ちが高まることでしょう。
詳細を書く
なぜ、不快に思ったのかを事細かに丁寧に説明しましょう。
その理由をきちんと書くだけでも店側も納得してくれます。
これは、あくまでも感情的に書くのではなく、客観性を交えて書くと良いでしょう。
自分にも非があることを言う
100%自分が悪くないと思うのであれば別に非を言う必要はないかもしれませんが、わたしはあえて自分にも非があったことを認めてそれも書いてます。
例えばですが、「わたしもきちんと確認しなかったのは良くなかったのですが」とか「わたしの勘違いもありますが」とかです。
少しこういうことを言うだけでもお店側も「このお客さんは良い人だ」と好印象を与えることができるでしょう。
改善してほしいと言う
別に、言う必要もないかと思いますが、もう二度とこのようなことが起きて不快な思いをすることがないようにと念押しします。
それは、わたしだけじゃなく他のお客様にも迷惑をかけることかもしれないので、改善をお願いするのです。
これを言っておけば「気をつけます」と言うだけの人もいれば、改善方法まで丁寧に説明してくれるところもいます。
どちらにせよ、クレームだけより「改善」というワードも入れた方が知的な感じがします。