厚切りジェイソン式英語トレーニングで、楽しく、正しい文法を学ぼう!
こちらの記事では、楽しく、正しい英語の文法が学べる方法をご紹介しています。
わたしは、オンライン英会話をやっているのですが、ネイティブの先生によく「文法が素晴らしい」と言われます。
「文法が良い」とは褒められるのですがぶっちゃけ、マジメにきちんと文法の勉強をしたことが一度もないのです。
なので、「なんでだろう?」と思い返したときに、そういや1つだけ役に立った参考書があったな〜ということを思い出したので、今回の記事で紹介することにしました。
文法が苦手な人、英語の文法を学びたい人がこの記事を読んで参考にしてくれたら嬉しく思います。
文法を楽しく学べる方法
わたしが、電車の中で英語の勉強をするときに使っていたのがジェイソン式英語トレーニング 覚えない英英単語400という本です。
カバーしとるやん
こちらのブックカバーは、2枚目です。
1枚目は、ボロボロとなってしまい使いものにならなくなったため捨てました。
それほど、使い込んでたわけです。
2枚目の方も角っこが痛んできてるので危ういです。
ジェイソン式英語トレーニングのメリット
ジェイソン式英語トレーニングを使うメリット、良いところはこんな感じです。
- アメリカのネイティブ英語が学べる
- 覚えなくていい
- 楽しく英語が学べる
- 面白いから眠くならない
- レベルは初級〜中級
- 文法も楽しく学べる
まず、この参考書の著者厚切りジェイソンさんは、アメリカの方なのでネイティブスピーカーです。
なので、ジェイソン式英語トレーニングを読めば、アメリカ英語が身に付きます。
あと、この本は「覚えなくていい」本なのです。
この本のコンセプトが「覚えない」なので、プレッシャーからも解放されます。
あと、この本だと楽しく英語を学ぶことができます。
このあと、詳しく本の内容を紹介しますが、ふつうの参考書とは比べものにならないくらいめちゃくちゃ面白いので飽きが来ないです。
あとレベルは初級〜中級くらいです。
上級者レベルの人だと物足りなく感じるかと思います。
かんたんな言葉もむずかしい言葉もちょくちょくバランス良く入ってるので初級〜中級レベルの人に向いてると思います。
あと、これを読めば文法が楽しく学べます。
では、次の章でその理由も詳しく説明していきます。
ジェイソン式英語トレーニングを細かく解説
こちらが本の内容の一部です。
日本語で書かれてある方を読めば一目瞭然ですが、書いてある内容がめちゃくちゃ面白いです。
さすが、厚切りジェイソンって感じですよね!
では、さっそく英文の方を深掘りしていきたいと思います。
I don't mean to be rude
don't mean toで「〜するつもりはない」という意味です。
日常会話とかでよく使われる言葉です。
「to」のあとは動詞が来るのですが、この場合「rude(失礼な)」が形容詞なのでbe動詞が前に付いてます。
形容詞の場合は、be動詞を前に付けましょう!
but your breathe smells like death!
butは「でも」ですね。
日本語の場合は、「〜だけど」と文をつなげることができますが、英語の場合は「〜だ」「だけど」という使い方となります。
your breathe「あなたの息」は主語
smells「臭い」は動詞
like death「死のように」は補語?
なので、こちらの文はSVCの文法となっているのです。
Excuse me!
「すいません」という意味ですがこの場合は、「はい?」となってますね。
こんな表現でも使えるってことを、わたしはこの本を読むまで知りませんでしたよ。
I beg your pardon!
「なんて言ったのですか?」という丁寧な言い方ですが現代のネイティブの方はあまり使わない表現だそうですよ。
時代遅れの人が使うのかしら・・・
I would have you know
「言っておきますけど」という意味です。
この表現は、失礼にあたるというか、ちょっと上から目線の発言になるので、あまり使わない方が身のためです。
It's a medical condition
It'sは「それは」という意味ですね。
aは冠詞ですが、この場合は、初めて出るワードなので「a」となっているのでしょう。
medical conditionは「医学的状態」という意味ですが、かんたんにいうと「健康状態」です。
日本語で直訳すると訳が分からなくなるので、こういう表現方法もあるということをここで押さえておきましょう。
I would choose death if I were you.
これは、仮定法なんちゃらを使ってますね。
知らんのかい!
if I were youで「もし、わたしがあなただったら」と言っています。
仮定法の場合は、過去形にするのが有名ですが、amの場合はwasではなくwereにしますね。
I would choose deathで「死を選ぶよ」という意味ですが「would」にしてる意味が分かりますか?
willとwouldの違いについて
わたしなりにかんたんに説明したいと思います。
たとえば、「トイレに行くよ」と言うとします。
これは、I will go to a toiletでもI would go to a toiletでも言えると思います。
ただ若干ニュアンスが異なります。
たとえば、あなたがビール2リットルを一気飲みしたとします。
トイレ行きたくないですか?
ってか、膀胱がやばいですよね。
むしろ、膀胱どころの問題じゃないと思う
100%トイレに行きたいとなったら「will」を使うんです。
なのでI will go to a toilet now.「今からトイレに行くよ」と言ったら「100%トイレに行くんだな」ということが分かります。
逆にwouldの場合は、「今は分からないけど多分そうするよ、そうするでしょう」っていう意味です。
「2リットルもビールを飲まされたら、さすがにトイレに行くっしょ。行っちゃうっしょ」みたいなノリです。
まだ未来のことは分からないけど、まぁ行くでしょう。みたいな感じです。
Do you understand?
Officer!
ここは、ポリスマンって言わないんですね。
This man is harassing me!
こちらは、SVOの形になってますね。
しかも、現在進行形が使われています。
harassは「嫌がらせをする」の動詞です。
よくハラスメントって聞くでしょう。あれは名詞です
という訳で、この本を読むだけで自然と英語の文法や表現や新しい言葉が楽しく学べるのです。
デメリット
ジェイソン式英語トレーニングを読むだけで語彙力は上がりますが、一方でデメリットもありますのでそれを紹介したいと思います。
- 発音確認ができない
- 変な英語を覚える
まず、残念だなと思ったのが英文を読み上げてくれる機能がないことです。
なので、新しく出てきたむずかしい英語をどう発音するのか、どういったイントネーションで読むのかが分からないのです。
あくまでも、英語の表現を学びたい、文法を学びたい、英語の知識を増やしたい人にはおすすめです。
けど、わたしのような音がないと英語が覚えられないという人には少し物足りないと感じるでしょう。
あと、この本を読むと確実に変な英語を覚えます。
「imperium scum」とか、覚えても意味ないだろう、むしろいつ使うんだよとか思うような言葉が時々あったりします。
他にもネイティブに使っていいのか、どうなのか、微妙な表現もあるため、不注意に使うとやばいかもしれません。
とりあえず、便利そうな表現だけ覚えればいいのかなと思います。
最後に・・・
如何でしたでしょうか。
とにかく電車の中とかで英語の勉強をしたいときは、むずかしくて堅苦しい参考書を読むのではなくジェイソン式英語トレーニングを読んでみると良いでしょう。
一回読めばハマると思いますよ。
あと、英会話を学びたい方、英文のリスニングをしたい方は下記の記事を参考にしてくれると嬉しいです。
英会話を学びたい方
英文のリスニングをしたい方
最後までお読みいただきありがとうございました。
参考書籍
定価:1,300円(kindle:1,089円)